重曹のチカラ
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重曹の種類

重曹の種類重曹には純度の違いによって服用可能な薬用・食用の重曹と、服用出来ない工業用があります。
薬局・薬店で売っている物に薬用か食用と書いてある場合は、服用しても大丈夫ですが、何も書いていない場合は工業用だと見て良いと思います。

薬用・食用の重曹

服用が可能な重曹の使い道として、まず薬用があり、こちらは胃酸の出を抑え、胃潰瘍を防ぎ、胃炎、消化機能異常に効果があります。ただし塩分摂取を控えなければならない人にとっては、血液中のナトリウム増加の原因になるので服用できません。また、胃酸を中和する際に炭酸ガスが生じ、胃を刺激し胃酸を過剰に分泌するという副作用も起こります。胃腸薬としては、重曹だけでなくほかの薬と組み合わせて使われます。

他には虫歯の原因である虫歯菌の出す酸を中和し、研磨効果もあるため歯についた汚れを落とすことが出来、歯磨き粉としての効果があります。うがいの際にもコップの水にごく少量の重曹を混ぜておくのも良いでしょう。また、人間の皮膚は弱酸性であるため、弱アルカリ性である重曹と中和して垢を落し、血管を広げ、血行促進による疲労回復効果もあるので、入浴剤として使うことも出来ます。

料理に使える重曹

料理に使える重曹食用としては真っ先にベーキングパウダーを思い浮かべる人もいるでしょう。カルメラ焼きを作るためのふくらし粉として有名です。また、どら焼きやホットケーキの材料としても欠かせないものです。

その他にはわらびのあく抜きや、硬い繊維質を持つ食材を柔らかくするといった使い方があります。わらびのあく抜きの仕方は、そのまま重曹をふりかけ、わらびが隠れるくらいまで熱湯を入れ、一晩置き、水洗いをしたら終わります。硬い繊維質の食材を柔らかくするには食材に振りかけ1、2時間放置した後、よく洗い流せば柔らかくなります。

工業用の重曹

工業用の重曹は純度が低いため服用に適さないと言われています。こちらの重曹は家庭では主に掃除用に使う方が良いでしょう。工業用としては消火器、製紙、金属表面処理剤の材料であり、精密機器の洗浄に使われます。

なお、家庭でも簡単な消火器を作れます。大きな入れ物に重曹を入れ、ガスレンジの近くに置いておき、火災が発生したらすぐ、火に向け重曹を一気にかぶせます。初期の小さな段階にある火災を消火する際に、役立たせることが出来ますが、火が大きくなってしまうと効果はなくなるので、いざというときに備え、すぐに取り出せる所に置いておくのが良いでしょう。また、対応が遅れたときの備えに、普通の消火器も用意しておいたほうが良いかもしれません。

重曹はそのほかにも様々なところで使われています。船底に張り付いたフジツボの除去や、デッキ、ガードレールやトンネルの壁、鉄塔、配管、タンク、厨房、レンガ、建物の外壁、落書きの除去といった清掃にも使われています。

農業にも使われる重曹

農業にも使われる重曹2003年の農薬取締法改正により、重曹は特定農薬と指定を受け、現在はうどん粉病対策や除草剤として使われています。家畜の飼料の配合や夏場において弱っている牛の胃の中の微生物を活発化させます。鶏は夏の間、体温調節のために呼吸によって炭酸ガスを放出し、血液中のphが低下するのでこれを安定させるためにも使われています。

ガーデニングでも使い道があり、アジサイのようなアルカリ性を好む植物を育てる際には、水1リットルにおおさじ2〜4杯程度の重曹水を水やりしておきます。ただし始めのうちは様子見ということで薄めの重曹水から始めたほうが良いでしょう。トマトを育てる際には、根元に重曹をまいておくとトマトの酸度が下がって甘くなり、そのうえ害虫が寄り付かなくなります。

重曹を溶かした液で葉っぱを煮ると、葉脈だけが残り葉の標本を作ることが出来、本のしおりとして使うこともできます。


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